メロンWatching (4)
watching の経緯について
爺は無謀なことにメロンの露地栽培に挑戦です。
「施設がないのに無理だ!」と皆さんおっしゃいますが、去年は「プリンスメロン」が出来たので、今年は「上級編」というより、素人爺の「無謀編」ですな~ぁ。
選定した品種はタキイの「パンナ」とナントの「シグナル」です。
【タキイの「パンナ」】 緑肉のネットメロン
【ナントの「シグナル」】赤肉の黄皮メロン
4月8日に種播きをして育苗を始め5月11日に本畑に定植しました。
育苗に加温設備のない爺のところでは、これより早めることは無理があります。
さて、無理を承知で無謀に始めた露地での「メロン栽培」ですが、その経過を1週間~10日間隔にwatching してみることにします。
どうなることやら・・・・・
6月22日(日)
ネットメロンの「パンナ」の1株に「モザイク病」と思われるツル先が黄変矮小化する現象が見られたので株ごと引き抜いて、畑の外に出しました。10株が9株に減少です。
他の株にもその傾向がみられることから、以後の生育状態が心配されます。調べてみるとメロンは極めて病気に弱く「つる枯れ病」「つる割れ病」などの他に、今回心配される「モザイク病」のように農薬を用いても対処できない病気があります。
孫ズルに着いた「パンナ」の幼果です。55日が登熟期ですから、これから7週間くらい何とか順調に生育して欲しいものです。
生育の遅れていた「シグナル」の方は、ツル先が立ち順調な生育振りで草勢は「パンナ」をしのぐまでに回復しています。
6月15日(日) ツルが12節以上伸びたのでヤゴを欠くことを止めて、孫ヅルを伸ばします。
すると孫ヅルの第1節目に雌花が着きます。これに着果させてメロンを生らせることになります。
説明書きでは「1株に子ヅル2本を伸ばす」とありますが株間が広いので3~4本の子ヅルが伸ばしてあることから、1本は「遊びヅル」として着果させずに雄花だけを咲かせ受粉の効果を高めます。
6月8日(日) ツルが10節目くらいまで伸びてきました。
おゃ。これは雌花ですな~ぁ。12~15節の間に2個着果させるもりですから、まだ早いですな~ぁ。着果させておいて形のいいのを選んで摘果する手もありますから、そのまま残します。
着果節までのヤゴ(腋芽)は毎日見回って切除します。
6月1日(日) 5月29日に簡単な雨除けのビニールトンネルを設置し、本日快晴につき全開にして風通しをよくします。
ツルが伸びてきたので、株元に雨さえ当たらなければよいことから、このままで生育させることにしました。
子ズルは株間が広いことから3~4本仕立てにしてあります。
5月25日(日) 定植してホットキャップで育成しましたが気温が上がってきたので外した状態です。
手前10株がネットメロンの「パンナ」、奥く7株が黄皮の「シグナル」になります。
株間は通常60~70cmらしいのですが、爺の場合は苗の本数の関係で90cmにしてあります。
「爺の畑日誌」のTOPに